ゆとり世代のための飛躍エッセンス

学校では教えてくれない。豊かな人生の見つけかた。

人は不完全です


f:id:swsw515:20181118223735j:image

「100点を目指すな」

という話をします。

 

よく学校のテストで

Q花子さんはリンゴを2つ持っています。
夕方果物屋さんに行って2つ買いました。

 

さて何個になったでしょう?

という問題がよくあります。

 

 

通常の思考回路を持つ人でしたら

「2+2=4個」という回答になります。

 

 

しかし、ここで

 

 

A「う~ん、花子さんは食いしん坊だから
手持ちの2つを食べちゃってる、だから残りは2個だね!」

 

 

などと答えようものなら、学校の先生から
ゲンコツを食らいます。

 

まわりにバカにされ先生に目をつけられます。

 

しかし、

学校のテストでは「4」が正解かもしれませんが現実社会では後者の答えの方が正解かもしれません。(どちらか選ぶなら後者の概念が社会では優等生です)

 

 

日本の義務教育は

「言う事を聞く素直なロボットを育てる」

と昔から言われていますが、それは
こういう教育方針から生まれているのだと思います。

 

 

ビジネスの世界は面白いのですが
学校のテストと違って「100点」
というものはありません。

 

 

もちろん売上げ、利益、収入は
1つの目安になります。

 

 

「収入が高い人が正解」

 


「売上げや利益のある会社が正解」

 

 

とされます。

しかしビジネスの世界では、何をどう頑張っても100点満点の完璧になる事はありません。

 

 

年収1億円の元ニートと聞くと「凄い」「正解だ」と思うかもしれませんが、もしかしたら

 


彼がもっと別のやり方をしていたら
年収5億円になったかもしれません。

 

 

またAさんにとっては正解であっても
Bさんにとっては不正解である可能性もあります。

 

 

食いしん坊の花子さんが存在するのが
お金儲けの世界なのです。

 

 

それなのに多くの人は完璧を求めようとします。

 

 

「もっと準備ができてから」
「もっと最高の商品にしてから」

 

 

 

完璧、100点、100%になってから
何かをスタートさせようとします。

 

 

そして結局動く事ができない
終わってしまう人がほとんどです。

 

完璧なんて無いのに完璧を求めるから
永遠に手に入らないのです。

 

 

 

そこで「行動できない」と悩んでいる人に
1つアドバイスです。

 

僕はビジネスを始めるようになって

人から「行動が早いね」と言われるようになりました。


それは恐らくこのマインドセットを持っているからです。

 

「完璧じゃなくていいから今より良い事をする」

 

ビジネスだけでなく何かに挑戦する時、
僕は完璧を求めようとしません。

 

 

手を抜くとか、適当にやるのとは違います。

 

 

まずは、下手でも全力でできる小さな行動を重ねるのです。

 

 

 

それに、100点中30点だった場合
多くの親や先生は

 

「30点しかとれていないじゃないか!あと70点頑張りなさい!」

と『出来ていない方』に焦点をあてて説教します。

 

しかし

 

「30点か。高くはないがお前なりに頑張ったんだな、今度はこれをやってみろ」

 

と『良い方』に焦点をあてて育ててあげれば
きっとその子は強みを伸ばす人間に成長すると思います。

 

能力の中で最も成長の余地があるのは
「短所」だと思われがちですが
「長所」の方がはるかに伸びしろがあります。

 

 

小学生の時期から、

というより小学生だからこそ、この時期に『強みに焦点をあてて伸ばす』

という教育方針に変えていったら
日本にも、もっとたくさんの成功者が生まれると思います。